えつママの普通である日々

日々の子育て奮闘記

視知覚認知障害 2

こんばんわ‼
前回、視知覚認知障害って事が分かったT君ですが、本人に伝えようか、伝えるべきか迷いました。

小学3年生の子供に、理解をしろというのは難しいのは分かっていましたから、どうするべきか…。

でも、きちんと自分の障害や特性と向き合って欲しかったから話すことに決めました。
最初はどうやって言ったら理解できるかと悩みましたが、どんな見え方をしているか確認をするため、教科書を読んでもらったり、学校生活のことを細かく聞きました。
すると、
 ・黒板が見えにくい
 ・ノートのマスが小さすぎて書きにくい・見えに
  くい
等々、出てきました。
学校に視知覚認知障害のことを伝えるとすぐにウィスクの検査をした時の養護学校の先生に連絡を取り、どういう支援をしていくかの話し合いの場を作ってくれました。担任の先生とは、教室の席を変えてもらったりノートのマス目が大きいもの(1年生の初めに使うようなやつ)を使うなどの配慮をしてもらいました。

10月の終わり頃、宿題を一緒にやっていたときです。何度言っても漢字ドリルをやりたがらない事で私もイライラしてしまい、T君と口論になってしまいました。その時にT君の本心が溢れだしました。

T君 「何で、やりたくないことやらないかんの?
   勉強なんか大嫌い❗学校も大嫌い😡⚡❗
   みんなの事も大嫌い😡⚡」
私  「そんなこと言ってもT君のペースでいいか
    ら頑張ろうよ?」
T君 「嫌や‼
   何で僕はみんなと違うの?何で嫌な思いばか
   りしないかんの?何で僕は普通じゃないの❔
   僕は普通が良かった。みんなと一緒が良かっ
   た‼」

今まで我慢していた感情が一気に爆発しました。
泣きながら暴れて手がつけられませんでした。
普通が良かった・普通だと思っていた…T君の本心だったと思います。私は悲しくなり、言葉が出てきませんでした。暴れるT君を落ち着かせるために抱きしめ「大丈夫だよ。大丈夫!」と何度も繰り返しT君に伝えました。「あなたのせいじゃないよ。産まれ持ったものなんだよ。あなたは悪くないよ」そう繰り返しながらT君の気持ちが落ち着くまでずっと抱き締めていました。

そしてT君はその日から、一切学校に行かなくなりました。不登校の始まりです。そして、T君と私の障害との闘いが始まったのです。
長くなりましたので今日はこの辺で終わります。最後まで読んで頂いてありがとうございます。